被災地支援チームのおそうじ日記

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グリーンバード×表参道コレクション「東日本大地震被災地支援プロジェクト」第2陣レポート

2011.05.30 mon 被災地支援チーム posted by 荒井美香
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先週に続き、今週も表参道コレクションの方々と「グリーンバード×表参道コレクション 東日本大地震被災地支援プロジェクト」と題して石巻へ行ってきました。

今回のメンバーは、表参道コレクション参加サロンの責任者として酒井さんは変わらず、美容師さんとして井口さん、鈴木さん、安藤さん、伊東さん、原山さん、田部井さん、そしてgreenbirdメンバーも前回同様、外苑チームリーダーの村山さんと私の9名で行ってきました。

今回も美容師さんの火曜休みを利用し、仕事終わりの5月30日(月)の23時に東京を出発し、31日(火)の23時半には帰ってくるスケジュールです。

朝6時、現地に到着し、東松島、石巻の被災地を視察した後、今回も石巻専修大学キャンパス内に設置された、石巻災害復興支援協議会ミーティングに参加し、今回行く避難所を教えていただきました。

紹介していただいた避難所は、前回と全く異なり規模の大きな避難所で石巻市「山下中学校避難所」でした。
ここでは、電源は使用できましたが、お湯は使用できなかったので、シャンプーはせずにカットのみの活動となりました。



「山下中学校避難所」のスグ隣には、別の避難所もあり、そこにも声をかけたところ、3名の希望者がおり、合計24名の方のカットを行いました。

また、前回ニーズがあったお化粧品や鏡、ブラシ、シャンプーなどをサロンのみなさんが持ってきてくれたので、希望者に配りました。


それから、カットの待ち時間やカット後の時間を使って、毛糸を使って「ボンボン」を作ったり、布を使って作る「くるみボタン」など簡単なワークショップも行い、小さなお子様からお年寄りまでみなさんに楽しんでいただきました。



今回のメンバー。山下中学校避難所前にて。

午前中で山下中学校避難所のカットが終わってしまったので、午後は、また別の避難所に移動しました。
午後に行った避難所は、石巻市の渡波小学校で、ここには約280名が生活するとても大きな避難所でした。
この渡波小学校は、まだ一部しか電気も通ってなく、お湯も出ないためカットのみの活動となりました。

ここでは、ここで生活をする人の他、学校のそばの自宅(1階は浸水したため、2階で暮らしている人)で暮らしている人がたまたま校内放送で美容師さんが来ていることを知り来てくれたり、渡波小学校は、とても大きな避難所なため、ここにボランティアで来ているスタッフの方などの髪の毛もカットしました。


前回もでしたが、夕方になると子どもたちが学校から帰ってくるので、子どもたちの姿が目立ちます。




子どもたちもここでたくさん生活していたので、空いている時間には、一緒に遊んだり、おしゃべりを楽しみました。


前回と今回、石巻に来て感じたこと分かったことがいくつもあります。
TVの映像で現地のこと知っていたし、ネットで情報を収集したりしていても、実際、現地に行き自分の目で見て知ること、現地の人から直接聞くお話などで感じることは、また別ものだったということ。
TVで報道される避難所の多くはとても恵まれているけど、そうでない避難所が本当にたくさんあること。
避難所にいる方には、たくさんの情報が伝わりやすいけど、自宅でなんとか生活をしている被災者には、なかなか情報が伝わらないこと。
日に日、避難所の状況、被災者の心境などにも変化があり、ニーズも日々変わってきていること。
現地のみなさんが、本当に元気で明るくて、ボランティアに行っている我々の方が元気をもらってしまうこと。
避難所にいる方の中には、ボランティアの人だったり外部の人にお話しを聞いて欲しいと思っている方、知って欲しいと思っている方もいらっしゃること。
他にもたくさんのことを感じました。

1回目に行って、東京に帰って来てから2回目行くまでの1週間、本当に現地のことをいろいろ考えました。
自分たちに何ができるのだろう?
あんなことはどうだろう?
こんなものも必要なんじゃない?
でも、考えれば考えるほど、どれもおこがましく思えてきて、結局答えがでないまま1週間たち、また現地に行くと、また新たに感じることが出てきて、また帰ってきて考えてしまう日々。
ちょっと悶々としてしまいました。

でも、今思うことは、私一人ができることは、本当に小さくて些細なことしかできないし、たくさんの避難所、たくさんの人たちに何かをさせてもらうことは難しいかもしれないけど、数は少なくてもその誰かの役に立つこと、何かはできるかもしれない。
もしかしたら、それすらできないかもしれないけど、でも、東北に新しい親戚ができたぐらいの感覚で笑顔を見せに行ったり、見に行ったりすることぐらいはできるじゃないかと。
それでも、いいのかな〜、なんて今は思ったり。

これからgreenbirdは「被災地救援ボランティア」として週末ボランティアが始まります。
http://www.greenbird.jp/news/news.php?ID=2058
個人個人でできることには限りがありますが、みんなの力を合わせれば大きな力となって何かができると思います。
何かやりたいけど、何ができるか分からない。
チャンスがない、機会がない、足がない、などと言う人は、是非この「被災地救援ボランティア」に参加してみてください。
行けるものなら、一度あの状況を自分の目で見ることも大事だと思います。
もちろん現地に行けなくても、支援できることってたくさんあるから、震災から時間が経ちましたが、忘れることなく、みんながみんな自分にできることを何でもいいから続けていくことが大事かなと思います。