仙台市若林区にある深沼海水浴場、荒浜の海です。津波でたくさんの命を奪った海です。あの日のことを思い出してしまうからと、いまだに訪れることのできない方も多いと聞きます。
僕らが7月に初めてこの浜に来たときは、瓦礫と近くのコンビニから流されてきたのであろうと思われる食料品が当たり一面に散らばっていました。どこから手を付けていいのかわからないくらいの状態でした。どなたかが祈りのために建てたのであろう鎮魂の慰霊碑(手作りの、流木で作ったかのような姿の)までありました。
しかし、いまでは、砂浜一面にあった瓦礫はすっかりと片付けられており、前日雨を降らせた雨雲の影響なのか波が大きな音を立てて、海岸に勢いよくぶつかっているだけでした。復興のための準備は確実に進んでいます。
今回も、活動の前にみんなで手を合わせてくることができました。
朝まで降り続いた雨の影響で作業の中止も心配しましたが、なんとか雨も止み、参加者36名の皆さんとともに今回も無事にお手伝いをしてくることができました。
●活動地1:株式会社舞台ファーム工場内にて
石巻市の仮設住宅にお住まいの方々へ届けるパインのパック詰め (およそ2,000食)と発送用の段ボール箱の組み立てを行いました。
●活動地2:同じく、株式会社舞台ファーム工場内にて
前日の激しい雨のため、農場に入ることができず、急遽工場内での作業となりました。休憩時間には舞台ファームのスタッフの皆さんからいろいろなお話を伺うことができました。震災当日のこと、津波のこと、今日までのこと、これからのこと…。みんなで一緒に楽しく働いて、こちらまで元気をいただいてしまいました。
●活動地3:若林区農家(佐藤さん)にて
前回に引き続き、Re-Rootsさんと一緒に、津波の被害を受け瓦礫やガラスが混じってしまった土を掘り起こす作業を行いました。広い敷地は、まだまだ終わりそうにありません。今回は、16名で日暮れぎりぎりまで、全員がクタクタになるまで作業を続けたおかげで、翌日からトラクターが入り、作付けの準備ができるところまできました。作業後には、Re-Rootsのボランティアハウスにて全員の感想を発表し合いました。
→翌日の種まきの様子がRe-Rootsのブログで紹介されています。ぜひご覧ください。みんなで耕したところに、いよいよ作物が!うれしい!
http://reroots.blog.shinobi.jp/Date/20111016/1/
●活動地4:若林区農家の針生さんのお宅にて
前日に雨が降ったため、畑での作業は避け、ビニールハウス内にて小松菜の収穫を行ないました。午後からは、2ヶ所の除草作業を行ないました。針生のお父さんの話は深く、思わず聞き入り、いろいろと考えさせられることの多い内容でした。作業をお手伝いすることで感謝されましたが、こちらの方こそ感謝すべきなのかもしれません。この感謝の循環が、復興への土台になってくれたら嬉しいです。
●活動地5:若林区農家(菅田さん)にて
男性陣は、午前はビニールハウス内の草取りを、午後からはビニールハウス2梁分の解体作業を行いました。地震により土台がズレてしまった菅田邸。来月11月から取り壊し、来年の稲作作業が本格化する来春までに建て直すことが決まっています。その取り壊しの前準備のため、母屋の前にあるビニールハウスの取り壊しを行ないました。
「おじいちゃんとお父さんで建てたハウスなの」と、お母さんが教えてくださいました。とても立派で頑丈に建てられていたビニールハウス。毎年毎年たくさんの野菜や苗を育てただけでなく、おそらく菅田家の庭で長い間“菅田家の景色”ともなっていたはず。新しい生活のためとは言え、解体作業はなんとも切ない気持ちになってしまいました。
女性陣は、お母さんにコツを教わりながら、ネギの皮むきと出荷準備のお手伝いを。終わるころには慣れたすっかり慣れた手つきになりました。東京ではコピーライターとして活躍している3人も、いつでも農家の嫁になれそうな勢いでした
ボランティアバスツアー第7便にご参加いただいた皆様
またツアーの運行に関して金銭面でご協力いただきました株式会社ひよ子様、ならびに、株式会社VIVA JAPAN様、誠にありがとうございました。
◆ひよ子本舗吉野堂 公式HP:季節限定の栗ひよ子のご紹介も
http://www.hiyoko.co.jp/
◆VIVA JAPAN :尾崎牛一頭買いのプロジェクトも進行中!
http://www.viva-jp.com/
そして、今回のツアーに際して「豆菓子詰合せ」を提供してくださった赤坂の株式会社サンタス フードカンパニー様にも感謝!農家のみなさんも、Re-Rootsのみなさんも参加されたみなさんにも、大変喜んでいただきました。長い行程を安全にスムーズに頑張っていただいたバスのドライバーさんにも腹もちするお豆が大好評でした!
今回のツアーを通じて、改めてですが、支援ももちろん大事。だけど、農家さんともそして、参加者同士、チーム同士の交流もとても大切だと感じました。「辛かった、キツかった」しか残らないよりも、「疲れたけど、楽しかったし、いろいろと考えさせられた。また参加したい」と思っていただけるような時間をボクらはもちろん、これからご参加されるみなさんと作っていけたらと思っています。
次回は、今週末に特別便が
そして10/28に第8便が出発。
日が短くなり、朝晩の冷え込みがましてきました。
今後参加される方は、
ボランケットや羽織るものなどを忘れずに
→ green birdのfacebookアカウントに写真をアップロードしました!
http://www.facebook.com/pages/green-bird/265844653447522
<ツアー参加者の内訳>全36名 男性16名/女性20名
・20代:15名
・30代:15名
・40代:5名
・50代:1名