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2010 NOWPAP 国際海岸クリーンアップと海洋ごみ管理ワークショップに参加しました【1日目】

2010.03.30 tue 長崎チーム
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こんにちは。3月26日〜28日の3日間、長崎県平戸市で国際会議「2010 NOWPAP 国際海岸クリーンアップワークショップと海洋ごみ清掃」が開催されました。

ところで、NOWPAPとは…
Northwest Pacific Action Plan の略。
日本語に訳すと「北西太平洋地域における海洋及び沿岸の環境保全・管理・開発のための行動計画」

1日目はワークショップ。
その前に、参加者の集合写真撮影がありました。

この会議には、日本・中国・韓国・ロシアの4ヶ国からNOWPAP参加国関係者や専門家、環境活動家などが参加し、国際海岸クリーンアップの活動のことや、海洋ゴミ対策などについて発表がありました。

会議の進行は、基本的に英語。(日本人の発表のときは、英語だったり日本語だったり…説明資料のパワーポイントは全部英語でした)


同時通訳のイヤホンを着けて傍聴しました。
(写真は無いけど、これを着けてたらかっこよく見えるわけ。
なんだかSPのような感じもするし、国際派って勝手に思えてきちゃうわけ。)

国際海岸クリーンアップ(International Coastal Cleanup)を略して、ICCといいます。(初耳でした)

ICCは、海岸のゴミを拾うだけでなく、どんなゴミが流れ着いているのかを細かく調べます。参加者が調べることで、ゴミについて分析、認識することができます。環境教育の場でもあるので、小さなこどもも参加ができます。

漂着ゴミは日本国内、海外どちらもありますが、ゴミに国境はありません。一度、海に流れ出ると世界を旅してしまいます。また、波にもまれて、紫外線を浴びて、どんどん劣化していきます。はじめは1つだったゴミがどんどん細かくなっていき、多数のゴミになってしまいます。

韓国では、たばこの吸い殻、フィルターが増えているそうで、2002年からはゴミ袋も増えているそう。リサイクルの意識が広まって、飲料用の缶やペットボトルは減っているそうです。韓国での取り組みに、漁業者を対象とした啓発キットの開発がありました。特定のグループを対象としたものは、韓国初の取組みとのこと。海洋ゴミがどのような漁業にどのような被害を引き起こすのかを漁業者に対してレクチャーすることができるそうです。啓発キットの中身は、ビデオクリップやポスター、マニュアルなどがあると紹介がありました。

中国では、使用しなくなった漁具のリサイクルについて提案がありました。また、ICCの参加にどうやって人をまとめていくのかという課題も。

海洋ゴミの発生の抑制は、国内でのアクションがとっても大事です。
しかし、なかなか減っていかない海洋ゴミ。
ゴミを“ゴミ”と認識せずに“次の資源”と考えるという面白い発想も出てきました。

海洋ゴミを資源と捉えるという発想。

たとえば、プラスチックは燃焼カロリーが高いので、新たな燃料資源として商業開発できる可能性もあるのでは?と。

なるほど〜。いいアイデアだと思います。


ICCはまだ国際的な活動として定着していません。
ICCキャンペーンがあることを、より多くの人に知ってもらって参加して欲しいという意見もありました。

NPO法人沖縄O.C.E.A.N.(沖縄 海洋文化と自然環境アクションネットワーク)の理事長エド・ハインリック・サンチェスさんの発表では、私たちグリーンバードのスポンサーである「コカ・コーラ」さんがICCのサポートをしているということ、沖縄の海を守る啓発でCMキャンペーンを展開したこと、啓発CMで『ソトコト』に載ってる「グリーンバードのCMが面白い」とありました。


グリーンバード!!??


国際会議に、グリーンバード!!

驚きと嬉しさが同時に。
エドさんの発表の後に、平戸でグリーバードの活動をやっているということをコメントしました。エドさんは沖縄でのグリーンバードの活動をもちろん知ってました。



海洋ゴミの漂着する国は、被害者であり、加害者です。
まずは、自国をきれいにすることから。
そして海洋漂着ゴミを見て、どこから来たものなのかを責めるのではなく、自国のゴミ、他国のゴミを互いに認識するということが大事ですね。

ワークショップは朝から夕方までありました。

ワークショップの後は、平戸市主催の歓迎レセプション。
お呼ばれもなかったので、翌日のおそうじの準備をして帰ろうとしたところに1本の電話がありました。
「エドさんが、グリーンバードのエツコさんにどうしても会いたいと言っているから、今からレセプションに来ませんか?」と。

エドさんは、会場内で「彼女はここへ来ないのか?」と周りのスタッフに尋ねていたそうです。

ということで、歓迎レセプションには途中から緊急参加。

写真の左から2番目がエドさん。
ちなみに左から3番目は平戸市の黒田市長。

レセプションの参加者と通じる言語は「英語」のみ。
完全に飛んでしまった英単語をつないで、英会話。
NOWPAP事務局長のアレックスさんには、グリーンバードの缶バッジをその場でプレゼントしました。

今後は英語でグリーンバードの活動についてまとめることも大事だ!と痛感。英語、鍛えなおそうと思ったのでした。


長くなりましたが、1日目のレポ終わり。2日目に続きます。